100均商品で簡単に作成する小型カタツムリウム [飼育]
カタツムリウムはカタツムリ+テラリウム・ビバリウム・パルダリウム的な造語。
100均で購入した調味料入れの高さのあるタイプ。
最近に新調した電動ドリルと穴あけ用ソー。
ギューンと一発。
18mm径の穴が開いた。
これも100均で購入した網戸補修シール。
これを張って出来あがり。
いつもの床材。
ポトスを入れたら水を霧吹き。
シンプル・イズ・ベスト
アマミヤマタカマイマイの幼貝を入れました。
気に入ってくれるかな。
100均で購入した調味料入れの高さのあるタイプ。
最近に新調した電動ドリルと穴あけ用ソー。
ギューンと一発。
18mm径の穴が開いた。
これも100均で購入した網戸補修シール。
これを張って出来あがり。
いつもの床材。
ポトスを入れたら水を霧吹き。
シンプル・イズ・ベスト
アマミヤマタカマイマイの幼貝を入れました。
気に入ってくれるかな。
鹿児島本土のカサマイマイの仲間 [陸産貝類]
宇治群島向島のベッコウマイマイ科の一種 [陸産貝類]
向島では倒木の下に見られたベッコウマイマイ科の一種。
殻径も10mmあって比較的に大きい。
コシキオオヒラベッコウ Bekkochlamys koshikijimanusに似ているけど、別種なんだろうな。
宇治群島のベッコウマイマイ科の記録を過去の文献を見てみると。
宇治群島・草垣群島の陸産貝類相(湊,1982)
Pseudohelicarion sp. Nipponochlamys sp.
宇治群島向島の陸産貝類相(富山,1984)
ウメムラシタラ Sitalina japonica Pseudohelicarion sp.
Bekkochlamysは記録されていない代わりに謎のPseudohelicarion sp.が。
ネットで調べると台湾やフィリピンにいるみたい。
https://www.conchology.be/?t=5034&fam=HELICARIONIDAE&spec=Pseudohelicarion%20cumingii
見た目は中々のトロピカルなベッコウマイマイだけど日本にいるのかな。
とりあえずBekkochlamys sp.にしとこう。
液浸標本用にPET樹脂のサンプル管を購入しました。ガラス製は重くて割れるのでこちらに移行。
これまでにも樹脂製を使ってましたが中が見えない難点がありました、しかしこれは透明で中が見えるのが良い。
宇治群島 家島 [陸産貝類]
宇治群島 向島 [陸産貝類]
というわけで無人島の続き。
どこの島か伏せてたわけですが、すぐに気づかれた方もいました。
個人スマホ、仕事スマホに着信があったと思ったら自宅の固定電話が鳴りました。
さてさて無事に上陸したものの、次の試練が待っています。
完全に「シンバッド七回目の航海」の気分です。
ロック鳥の卵を探しに行くつもりで挑みます。
もしレイ・ハリーハウゼンのサイクロプスが出てきたら絶対にやられるな。
海岸から登れるのはこの谷部だけ。
大きめの石や岩がゴロゴロしてて危ない。
掴んだ岩が足元に倒れてきて脛を打って擦り剝いて血が滲みました。
浮石が多くて危険です。
斜度はこんな感じ。
かなり急峻でしょ。
とりあえず斜面脇の低木林に入ってみましょう。
ウジグントウギセル Stereophaedusa (Mesophaedusa) ujiguntoensis
これが本場のウジグントウギセルじゃ。
でも八丈島で何度も見てるせいか、思ったより感動が薄っ!
さらにウジグントウゴマガイ Diplommatina cassa ujiinsularis
個体数はそれなりにいます。
クチビラキムシオイガイ Chamalycaeus expanstoma
これは感動した。
サイズも大きくインパクトのあるムシオイガイの仲間。
ハジメテビロウドマイマイ Neochloritis tomiyamai
初めて生貝をみた。殻全体に毛状の小突起がある。
しかしビロウドマイマイではない。
ついでにご説明いたしますね、ハジメテビロウドマイマイとウジグントウマイマイは法律で採集が禁止されております。
今回は某大学と某博物館の学術資料として少数個体の採集許可を受けています。
ただ採集禁止は生きた貝に適用されるので死殻は規制がありません。
生きた貝は学術標本としてサンプリング、死殻は採集させて頂きました。
さらに標高を稼ぎ尾根まで登ってきました。
ここまでくるとムコウジマコギセル Reinia arborea が見られます。
これは向島の固有種。
木の幹や洞などに付着していました。
チャイロキセルガイモドキ Luchuena nesiotica
やや濃い茶色。
ピントノミギセル Zaptyx (Hemizaptyx) pinto
オオタニワタリの中心の落ち葉内。
ボートで船に戻るのに時間がかかるので、そろそろ下りないと。
しかし下る方が登りよりも数倍怖い。
どこの島か伏せてたわけですが、すぐに気づかれた方もいました。
個人スマホ、仕事スマホに着信があったと思ったら自宅の固定電話が鳴りました。
さてさて無事に上陸したものの、次の試練が待っています。
完全に「シンバッド七回目の航海」の気分です。
ロック鳥の卵を探しに行くつもりで挑みます。
もしレイ・ハリーハウゼンのサイクロプスが出てきたら絶対にやられるな。
海岸から登れるのはこの谷部だけ。
大きめの石や岩がゴロゴロしてて危ない。
掴んだ岩が足元に倒れてきて脛を打って擦り剝いて血が滲みました。
浮石が多くて危険です。
斜度はこんな感じ。
かなり急峻でしょ。
とりあえず斜面脇の低木林に入ってみましょう。
ウジグントウギセル Stereophaedusa (Mesophaedusa) ujiguntoensis
これが本場のウジグントウギセルじゃ。
でも八丈島で何度も見てるせいか、思ったより感動が薄っ!
さらにウジグントウゴマガイ Diplommatina cassa ujiinsularis
個体数はそれなりにいます。
クチビラキムシオイガイ Chamalycaeus expanstoma
これは感動した。
サイズも大きくインパクトのあるムシオイガイの仲間。
ハジメテビロウドマイマイ Neochloritis tomiyamai
初めて生貝をみた。殻全体に毛状の小突起がある。
しかしビロウドマイマイではない。
ついでにご説明いたしますね、ハジメテビロウドマイマイとウジグントウマイマイは法律で採集が禁止されております。
今回は某大学と某博物館の学術資料として少数個体の採集許可を受けています。
ただ採集禁止は生きた貝に適用されるので死殻は規制がありません。
生きた貝は学術標本としてサンプリング、死殻は採集させて頂きました。
さらに標高を稼ぎ尾根まで登ってきました。
ここまでくるとムコウジマコギセル Reinia arborea が見られます。
これは向島の固有種。
木の幹や洞などに付着していました。
チャイロキセルガイモドキ Luchuena nesiotica
やや濃い茶色。
ピントノミギセル Zaptyx (Hemizaptyx) pinto
オオタニワタリの中心の落ち葉内。
ボートで船に戻るのに時間がかかるので、そろそろ下りないと。
しかし下る方が登りよりも数倍怖い。
クチビラキムシオイ Chamalycaeus expanstoma [陸産貝類]
いきもにあ 戦利品 [その他]
世界のかたつむりで購入したオオサカダチマイマイを出してみましょう。
軟体と殻に分離してます。
本物の殻を並べてみた。
組み立ててみた。
Indrella ampullaも組み立ててみた。
カッコイイ。
衝動買いした金属製クロベンケイガニ。
これもカッコイイ。
軟体と殻に分離してます。
本物の殻を並べてみた。
組み立ててみた。
Indrella ampullaも組み立ててみた。
カッコイイ。
衝動買いした金属製クロベンケイガニ。
これもカッコイイ。
タグ:カタツムリフィギュア いきもにあ
生き物関係のイベント いきもにあ [その他]
無人島の続きは一時休止。
今週の土日に京都市みやこめっせで開催されている「いきもにあ」に行って来ました。
生き物の題材とした小物、アクセサリー、フィギュアなどの物品を中心に販売しています。
その中でも興味を引いたのは「世界のかたつむり」というブースです。
画像で見る限り自作した陸産貝類のフィギュアのリアルな感じがとてもよく実物を見たいと思っていました。
他のブースに比べて出品数も少なくとてもこじんまりとした展示です。
そこにはデフォルメした可愛さはなく、リアルさを追求した造形がありました。
一番に目を引いたのはマラッカベッコウマイマイ科のIndrella ampullaです。
実物の画像はhttps://en.wikipedia.org/wiki/Indrella_ampullaを見てね。
軟体部の鮮烈な赤色が素晴らしい。
奇妙なカタツムリのひとつ。
オオサカダチマイマイAnostoma octodentatus
成長途中で殻をひっくり返すというアクロバティックなカタツムリ。
有名なミドリパプアマイマイPapuina pulcherrima
肉食のヤマヒタチオビ Euglandina rosea
そのほかにHelix pomatiaがありましたが撮影を忘れました。
未塗装のIndrella ampullaとオオサカダチマイマイを購入しました。
塗装にチャレンジしてみようと思いますが作者のdoecoさんのように上手に塗れるかな。
今週の土日に京都市みやこめっせで開催されている「いきもにあ」に行って来ました。
生き物の題材とした小物、アクセサリー、フィギュアなどの物品を中心に販売しています。
その中でも興味を引いたのは「世界のかたつむり」というブースです。
画像で見る限り自作した陸産貝類のフィギュアのリアルな感じがとてもよく実物を見たいと思っていました。
他のブースに比べて出品数も少なくとてもこじんまりとした展示です。
そこにはデフォルメした可愛さはなく、リアルさを追求した造形がありました。
一番に目を引いたのはマラッカベッコウマイマイ科のIndrella ampullaです。
実物の画像はhttps://en.wikipedia.org/wiki/Indrella_ampullaを見てね。
軟体部の鮮烈な赤色が素晴らしい。
奇妙なカタツムリのひとつ。
オオサカダチマイマイAnostoma octodentatus
成長途中で殻をひっくり返すというアクロバティックなカタツムリ。
有名なミドリパプアマイマイPapuina pulcherrima
肉食のヤマヒタチオビ Euglandina rosea
そのほかにHelix pomatiaがありましたが撮影を忘れました。
未塗装のIndrella ampullaとオオサカダチマイマイを購入しました。
塗装にチャレンジしてみようと思いますが作者のdoecoさんのように上手に塗れるかな。
タグ:カタツムリフィギュア いきもにあ
無人島上陸大作戦 [その他]
陸産貝類調査に同行させて頂きました。
まだ暗い中、チャーター船に乗り込み出航。
準備が終わり仮眠を取ります。
明るくなるころには目的地が見えてきました。
水平線からそそり立つ姿に興奮を覚えます。
さらに近づくと猛々しい島影が。
天気も良く海は凪で上陸には好条件です。
しかし近くから見る巨大な岩の世界は波の静けさの中で何とも言えない不気味さを感じさせます。
無事に上陸できるのかと一抹の不安が。
上陸地点の浜に近づいてきました。
穏やかそうでこれなら上陸できそうです。
上陸作戦には二人乗りのゴムボートを使用します。
水遊び用のレジャーボートなので、若干の心もとなさがあります。
それもあり船から浜までゴムボートで行くのは遠すぎるので断念しました。
少し離れた岩場に接岸します。
ここから岩場伝いにゴムボートで人員と荷物をピストン輸送します。
まだ50mほどありそうです。
そこで泳ぎの得意なOさんが海獣類のような泳力でロープを浜まで引きます。
海岸と岩場の間にロープが渡ったのでゴムボートには定員の2名と濡れないようにビニール袋に入れた荷物を載せロープをガイドにして漕ぎ出します。
時間はかかりましたが全員無事に渡りました。
まだ暗い中、チャーター船に乗り込み出航。
準備が終わり仮眠を取ります。
明るくなるころには目的地が見えてきました。
水平線からそそり立つ姿に興奮を覚えます。
さらに近づくと猛々しい島影が。
天気も良く海は凪で上陸には好条件です。
しかし近くから見る巨大な岩の世界は波の静けさの中で何とも言えない不気味さを感じさせます。
無事に上陸できるのかと一抹の不安が。
上陸地点の浜に近づいてきました。
穏やかそうでこれなら上陸できそうです。
上陸作戦には二人乗りのゴムボートを使用します。
水遊び用のレジャーボートなので、若干の心もとなさがあります。
それもあり船から浜までゴムボートで行くのは遠すぎるので断念しました。
少し離れた岩場に接岸します。
ここから岩場伝いにゴムボートで人員と荷物をピストン輸送します。
まだ50mほどありそうです。
そこで泳ぎの得意なOさんが海獣類のような泳力でロープを浜まで引きます。
海岸と岩場の間にロープが渡ったのでゴムボートには定員の2名と濡れないようにビニール袋に入れた荷物を載せロープをガイドにして漕ぎ出します。
時間はかかりましたが全員無事に渡りました。