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白いチャコウラナメクジ [ナメクジ]

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アルビノのチャコウラナメクジです。

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チャコウラナメクジとは思えない美しさ。

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四国貝類談話会でナメクジに興味のある3人で合計8個体くらい見つけていたので出現の確率は高いかと思います。

飼育して増やしてみたい。




タグ:ナメクジ
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黒いコウラナメクジ [ナメクジ]

北海道南部の樹林で時々見かける黒っぽいコウラナメクジがいます。
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人里から離れた場所でも見られるので在来種なのかもしれません。
多いのは上の画像のような薄墨色の体色をしている個体です。
そして貝殻のあたりが白っぽいのが特徴です。

しかし今回見つけたのはもっと黒い個体です。
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Black slug
全体が黒くてカッコいいですね。

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体長は通常時で4cmくらいです。
ツヤがあって綺麗ななナメクジです。
しかも殻のあたりも白っぽくなりません。
種類が違うのかな?

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確認環境は神社のスギ植林です。
落葉が厚く積もっていて湿潤な環境です。
他にヒメマイマイ、ハコダテヤマキサゴなどがいました。

昔はナメクジが大嫌いだったのに、いつしか愛でるようになってしまった。

イボイボナメクジの一種 Granulilimax sp. [ナメクジ]

珍しい肉食性のナメクジです。
イボイボナメクジと呼ばれているものには複数種が含まれるということなので「イボイボナメクジの一種」としています。
画像は与那国島産で灰色のイボイボ系です。
いつもの乳酸飲料色のイボイボもいました。

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最初は体色からゴマシオ系かと思いましたが、体表に黒い筋が見えますのでイボイボ系ですね。

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伸びて活動中。

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大きな目をしてかわいい顔をしてますね。
でも肉食系です。

スハダナメクジ(クロツノナメクジ)仮称 Nipponolimax sp. [ナメクジ]

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2014.Jul 鳥取県鳥取市

兵庫県RDB2014でスハダナメクジ(仮称)Nipponolimax sp.、岡山県RDB2009でクロツノナメクジ(仮称)Nipponolimax sp.とされているコウラナメクジと同種と思われます。
おそらく分布は近畿地方~中国地方、四国の西日本です。私の経験では鳥取県、島根県、山口県、愛媛県で確認しています。

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2014.Jul 鳥取県鳥取市

特徴としては全体に乳白色から薄いオレンジ色をしており、目立つ模様は無く触角が黒いです。
オオコウラナメウクジや同属のヤマコウラナメクジは主に地表で活動しているため、草木の葉上に登ることはありませんが本種は草木の葉上で見かけることが多いです。

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2014.May 島根県江津市

体長は30~40mmの個体が多いです。

ハナタテヤマナメクジ Meghimatium sp. [ナメクジ]

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オレンジ色の大きなナメクジです。新潟県西部の樹林内で見つけました。
対馬に分布するツシマナメクジ(仮)Meghimatium sp.に似ています。
兵庫県版レッドリスト2014によると淡路島においても同種もしくは近似種と思われるナメクジが確認されているようです。
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活動中の体長は約80mm。体にはヤマナメクジのような模様はありません。
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全身はオレンジ色ですが触角だけは黒いです。

タグ:陸産貝類

オオコウラナメクジ Nipponarion carinatus [ナメクジ]

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日本固有種のコウラナメクジの仲間です。主に山林の林床に生息しています。
和名に「オオ」と付きますが、それほど大きくありません。だいたい伸びても30~40mmくらいでしょうか。
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この個体は広島県東条町で見つけました。表皮に黒い筋が目立ちますが地域の違いでしょうか、以前に兵庫県で見つけた個体は黒い筋がありませんでした。
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特徴としては体の後半の尻尾にかけて上部が稜状(キール)になっています。
タグ:陸産貝類

ヤマナメクジ Meghimatium fruhstorferi [ナメクジ]

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国内で最大のナメクジ類で、なかには15cmを超える個体もいるようです。
主な生息場所は平地から山地の樹林です。
地表でキノコかじったり樹幹を高いところまで登るなど活動域は広いです。
繁殖は二匹が互い違いになって巴(トモエ)のような形になります。
雌雄同体なのでお互いに受精します。
交尾器は薄い青白色をしていました。
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ツシマナメクジ(仮称) Meghimatium sp. [ナメクジ]

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対馬には赤いナメクジがいます。
このナメクジが最近になってツシマナメクジと呼ばれてることを知りました。
体の色は薄いオレンジから濃い朱色までみられます。
触角と眼は黒色ですがそれ以外は単一色で模様のある個体は見たことはありません。
未記載種なのかヤマナメクジの地域変異なのか。

キイロナメクジ Limacus flavus [ナメクジ]

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キイロナメクジはコウラナメクジ科の外来種です。
日本には明治頃に入ってきたと考えられ日本全国に広がっていたのですが、その後見られなくなりました。
ところが数年前から岡山県で目撃例が増えてきています。
細々と生き残っていたのが復活したのか、再度移入したのか謎です。
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