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クロダアツクチムシオイの軟体など [陸産貝類]

クロダアツクチムシオイの軟体が出てたので撮影しました。
PB181015.jpg
PB181031.jpg
特に特徴はない。

P6110401.jpg
コベソマイマイ Satsuma myomphala
なるべく軟体の画像を撮影しているのですが難しいです。

P6110344.jpg
ミヤマヒダリマキマイマイ Euhadra scaevola scaevola
いざ撮影しようと思っても出てこなかったり。

P6110318.jpg
ミノブマイマイ Satsuma moellendorffiana thaanumi
殻標本もいいですがやっぱり殻と軟体はセットがいいですね。

そうそう、西宮市貝類館の特別展で以下の展示をしています。
「驚異の螺旋生物 魅力あるカタツムリの世界」 
― かたつむりのリアルフィギュア ・ 河野甲ワールド -
https://www.facebook.com/events/1197277226984645/

本物の陸貝の殻に造形した軟体を合体しています。
実物をしっかりと観察して作成されているので本物と見間違うできです。
11月23日までです。

造形作家の河野甲さんのHPです。
http://ko-kono.com/
革による作品が素晴らしいです。

ちなみに以下のような作品も販売しています。
PB181123.jpg
「マイマイ」

PB181125.jpg
「キセルガイ」
いずれもペーパーウェイトです。



ついでに最近の陸産貝類に関するニュース

「殻を振り回して敵をノックアウトするカタツムリを発見」
http://www.hokudai.ac.jp/news/161114_farm_pr.pdf

エゾマイマイの一部と同じ属のロシアの Karaftohelix selskiiが天敵であるオサムシ類から身を守る手段として、自らの殻を振り回して撃退するそうです。
耐え忍ぶイメージを払拭するアクティブなカタツムリの話題です。


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kuroiwa

今流行りのムシオイですね。透明感がたまりません。ミノブマイマイは肉抜きで嫌な思い出ばかりです。ミヤマヒダリマキはいろんな山奥にいますが、白山山系の個体が一番好きです。外国のマイマイは恐るべしですね。
by kuroiwa (2016-11-19 19:40) 

矢野

クロダアツクチムシオイガイは、和名の通り殻口が肥厚するのが特徴です。殻の形態は、クロダアツクチムシオイガイの生息地を含んださらに広い地域に生息しているイブキムシオイガイ(松本新称)とそっくりなので、イブキムシオイガイが石灰岩地帯で殻口が厚くなるという進化を遂げた種がクロダアツクチムシオイガイではないかと推測しています。
by 矢野 (2016-11-29 09:38) 

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