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フィリピン その4 サマール島 [フィリピンの陸貝]

あけましておめでとうございます。
今年も陸産貝類を中心にいろいろと紹介していきたいと思います。

それではフィリピンの続きです。
今回はサマール島の東部から半周して西部の石灰岩地に向かいます。
かなり距離があるので午前中は移動だけです。
しかし、途中で石灰岩の岩山を見つけるとスルーできません。
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ちょっと休憩ついでに散策。

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アオミオカタニシ?と同じLeptopoma属の貝です。
見た目そっくりですが別種でしょうね。
まだ幼貝でした。

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トウガタゴマガイの仲間かな。
殻高は1mmほどの小さいゴマガイです。
あとはアシヒダナメクジ、ベッコウマイマイの仲間がいました。
ちょっと乾燥気味で陸貝は少なかったですが、ゴマガイの仲間を見つけられてよかったです。

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次の鍾乳洞に行く前にランチタイムにします。
途中の村で食堂に入りました。
昼時はランチメニューだけなのか、とくに注文しないまま人数の確認だけします。

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まずは赤っぽいご飯の登場。
おそらく長米の赤い品種でしょうね。

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これが、おかずです。
見た目はアレですが、普通にチキンのスープです。
生姜が効いており、美味しかったです。

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目的の鍾乳洞に近づいてきました。
車で入れるのはここまでです。
ここから、1時間ほど徒歩になります。

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見渡す限り、樹林らしいのが見えません。
ココヤシの林と低木だけです。
こんなとこに鍾乳洞があるのか?ガサガサの藪にぽっかりと穴が開いているだけだったらどうしよう。
不安がよぎります。

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行ってみないとわかりません。
とりあえず進みます。
湿度は低いのですが日差しがきつく、日陰もないのでこれはこれで苦しいです。
炎天下の山道をアップダウンしながら歩き続けます。

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息も絶え絶えに尾根を越えると石灰岩の壁が見えました。
なんとなく周囲の木々も森らしくなってきました。
これは期待できそう。

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ここは大きなドリーネでした。
湿度も高く植物も青々としています。

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ヤマキサゴの仲間です。Geophorus sp.
ドリーネの外縁部の比較的に乾燥した環境で見つけました。

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大きめのキビガイみたいなベッコウマイマイの仲間。

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林床にはアツブタガイの仲間がいました。
ほかに大きなヤマタニシの古い死殻がありましたが生体は見つかりませんでした。

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一見するとノミガイの仲間に見えるのですが蓋があります。
殻形からしてカワザンショウガイ科ASSIMINEIDAEの仲間でしょうか。
樹上性で葉に付いています。

サマール島はこれで終わりです。
つづきはレイテ島になります。





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