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フィリピン その1 サマール島 [フィリピンの陸貝]
久しぶりの更新です。
じつはこの年末に1週間ほどフィリピンに行っていました。
もちろんLandsnailsを探しにです。
それでは何回かに分けて紹介していきます。
関空からマニラまで4時間ほどのフライトです。
出発の前日から日本列島は強い寒気に覆われており、自宅周辺もうっすらと雪が積もってました。
機内から見えた首都マニラです。
やはり南国ですこの時期でも気温は高いです。
マニラで1泊し翌日の早朝に国内線でサマール島に向かいます。
フィリピン航空のプロペラ機で1時間ちょっとのフライトです。
カルバヨグ空港は小さな空港です。
とても東南アジアな風景です。
サマール島は石灰岩地が多く鍾乳洞の数も多いです。
さっそく北部の鍾乳洞(Cave)を目指します。
村内を抜けると川にでました。ここを渡渉して鍾乳洞に向かいます。
それにしても暑いです。さらに湿度が高いせいで汗が乾きません。
外国人が珍しいのでしょうか地元の子供たちがゾロゾロとついてきます。
そして陸貝を探すのを手伝ってくれます。
待望の石灰岩です。さらに岩山を登って行きます。
最初に見つけたのはアズキガイ科(Pupinidae)のMoulinsia sp.
サイズや形は日本のアズキガイに似ていますが、殻表は滑らかで光沢があります。
オカモノアラガイ科(Cuccineidae)の一種。
ベッコウマイマイ科(Helicarionidae)のRyssota sp.の幼貝。
成貝の殻径は50mmほどになります。
大きめの葉っぱに包まれた卵を見つけました。
これはオナジマイマイ科(Bradybaenidae)のSubfamilyであるHelicostylinae類の卵です。
このグループは樹上性で卵塊を樹木の葉に包むように産むそうです。
卵の直径は3~4mmほどです。
一部が孵化していました。
淡い白色で美しいです。
おそらくHelicostyla属の卵と幼貝だと思われます。
しかし、残念ながら一部の幼貝たちはすでにコウガイビルの仲間に捕食されてました。
つづく。
じつはこの年末に1週間ほどフィリピンに行っていました。
もちろんLandsnailsを探しにです。
それでは何回かに分けて紹介していきます。
関空からマニラまで4時間ほどのフライトです。
出発の前日から日本列島は強い寒気に覆われており、自宅周辺もうっすらと雪が積もってました。

機内から見えた首都マニラです。
やはり南国ですこの時期でも気温は高いです。
マニラで1泊し翌日の早朝に国内線でサマール島に向かいます。

フィリピン航空のプロペラ機で1時間ちょっとのフライトです。

カルバヨグ空港は小さな空港です。

とても東南アジアな風景です。
サマール島は石灰岩地が多く鍾乳洞の数も多いです。
さっそく北部の鍾乳洞(Cave)を目指します。

村内を抜けると川にでました。ここを渡渉して鍾乳洞に向かいます。
それにしても暑いです。さらに湿度が高いせいで汗が乾きません。

外国人が珍しいのでしょうか地元の子供たちがゾロゾロとついてきます。
そして陸貝を探すのを手伝ってくれます。

待望の石灰岩です。さらに岩山を登って行きます。

最初に見つけたのはアズキガイ科(Pupinidae)のMoulinsia sp.
サイズや形は日本のアズキガイに似ていますが、殻表は滑らかで光沢があります。

オカモノアラガイ科(Cuccineidae)の一種。

ベッコウマイマイ科(Helicarionidae)のRyssota sp.の幼貝。
成貝の殻径は50mmほどになります。

大きめの葉っぱに包まれた卵を見つけました。
これはオナジマイマイ科(Bradybaenidae)のSubfamilyであるHelicostylinae類の卵です。
このグループは樹上性で卵塊を樹木の葉に包むように産むそうです。
卵の直径は3~4mmほどです。

一部が孵化していました。
淡い白色で美しいです。
おそらくHelicostyla属の卵と幼貝だと思われます。

しかし、残念ながら一部の幼貝たちはすでにコウガイビルの仲間に捕食されてました。
つづく。
2014-12-27 23:50
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コメント(2)
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今度は、フィリピンですか。盛り沢山ですね。にしてもコウカイビル、ウズムシ至る所にですね。小笠原諸島、大東島しかり、このウズムシの仲間も雌雄同体らしいです。
by kuroiwa (2014-12-29 09:38)
扁形動物は海、淡水、陸域において真のプレデターですね。たしか完全な肉食系のみ。
陸産貝類の天敵ですが、色彩がきれいな種がいるのでついつい撮影してしまいます。
色彩がきれいに残るのなら標本を集めるのにな。
by Green slug (2014-12-30 22:51)