Emoda & Viana [キューバの陸貝]
自宅の給湯システムがエラーになってお風呂に入れません。
明日は町営の公衆浴場に行ってみようとおもいます。
さて、なんとなく外国の陸貝を見たくなって、標本庫を漁っていたらキューバの標本が出てきました。
キューバといえばPolymitaやLiguusなど美麗種が有名ですが。
個人的に好きな陸貝を紹介します。
ヤマキサゴ科(Helicinidae)のEmodaです。
殻径は25mmほどで日本のヤマキサゴ類に比べるとかなりでかいです。
表面は比較的に滑らかでツヤがあり、殻も厚く重量感があります。
色調も赤~緑のグラデーションとなっており美しいです。
樹木の葉や幹についていることが多いです。
それでは同じヤマキサゴ科のVianaも紹介します。
向かって左側がメス、右側がオスです。
ご存知の通り、キセルガイやマイマイ類など多くの陸貝は雌雄同体です。
それに対してヤマキサゴ類、ヤマタニシ類など蓋を持つ陸貝はちゃんと雌雄で分かれています。
しかし外見での性別の判別はほぼ不可能です。
画像の標本を見比べてください。どこか違うでしょう。
別角度からメスの個体。
うん普通。
そしてオスの個体。
気づきましたか?
殻口に切れ込みがあります。
顕著な違いですね。
こちらも同じPinar del Rio地方で採集したVianaです。
オスの切れこみが弱い個体群ですね。
生息地の岩山が違うだけで殻の特徴にも差が出てくるようです。
現地では主に岩に付着しています。
ちなみに、CubaのPinar del Rioは石灰岩の岩山が連なる風光明媚な場所です。
明日は町営の公衆浴場に行ってみようとおもいます。
さて、なんとなく外国の陸貝を見たくなって、標本庫を漁っていたらキューバの標本が出てきました。
キューバといえばPolymitaやLiguusなど美麗種が有名ですが。
個人的に好きな陸貝を紹介します。
ヤマキサゴ科(Helicinidae)のEmodaです。
殻径は25mmほどで日本のヤマキサゴ類に比べるとかなりでかいです。
表面は比較的に滑らかでツヤがあり、殻も厚く重量感があります。
色調も赤~緑のグラデーションとなっており美しいです。
樹木の葉や幹についていることが多いです。
それでは同じヤマキサゴ科のVianaも紹介します。
向かって左側がメス、右側がオスです。
ご存知の通り、キセルガイやマイマイ類など多くの陸貝は雌雄同体です。
それに対してヤマキサゴ類、ヤマタニシ類など蓋を持つ陸貝はちゃんと雌雄で分かれています。
しかし外見での性別の判別はほぼ不可能です。
画像の標本を見比べてください。どこか違うでしょう。
別角度からメスの個体。
うん普通。
そしてオスの個体。
気づきましたか?
殻口に切れ込みがあります。
顕著な違いですね。
こちらも同じPinar del Rio地方で採集したVianaです。
オスの切れこみが弱い個体群ですね。
生息地の岩山が違うだけで殻の特徴にも差が出てくるようです。
現地では主に岩に付着しています。
ちなみに、CubaのPinar del Rioは石灰岩の岩山が連なる風光明媚な場所です。
2015-11-06 23:47
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コメント(2)
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ヤマキサゴの仲間たまりません。日本産も小笠原、沖縄の微小な種類から、日本海側の高山に住むものまで蓋が付いているカタツムリとして、とても魅力的ですね。キューバの雄雌異体も大きくて縫合下のピンクのラインも素晴らしい。私もこの仲間整理中です。
by kuroiwa (2015-11-08 18:58)
ヤマキサゴ類はいいですよね。陸貝蒐集を始めた頃は高山や寒冷な地域に生息する印象を持っていたのですが。
じつは熱帯地方~亜寒帯まで広く生息していて特に中米のような熱帯、亜熱帯に種類が多いですね。
by Green slug (2015-11-09 22:03)