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幼貝ウォッチ [飼育]

飼育中のキセルガイの幼貝です。
まずはMundiphaedusaの仲間から。

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チュウゼンジギセル Mundiphaedusa sericinaの幼貝。
神奈川県横須賀市の観音崎産。
順調に増えてます。

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マツシマギセル Mundiphaedusa matushimaiの幼貝。
岩手県の国見温泉産。
もらいもの個体です。

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シリオレトノサマギセル Mundiphaedusa decapitataの幼貝。
兵庫県神戸市北区産。
成長すると欠ける部分ですね。

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ハチノコギセル Mundiphaedusa kawasakiiの幼貝。
愛知県新城市産。
野外だと殻皮のはげた老成個体が多いので、すくすくと育って綺麗な成貝の姿を見せて欲しい。

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ツバクロイワギセルMundiphaedusa iijimakuniakiiの幼貝。
静岡県静岡市産。
これも、もらいものの個体。
小さい貝なのでうまく飼育できるか心配でしたが、無事に増えてます。

次はTyrannophaedusaの仲間。

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デールギセルTyrannophaedusa dalliの幼貝。
徳島県阿南市産。
礫石環境の細長いキセルガイは飼育しづらい印象ですが、いつのまにか幼貝が。

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ナルトギセル Tyrannophaedusa fukudainadai の幼貝。
徳島県鳴門市産。
生態が知られてない貝なので、飼育で増やせるか心配でした。

PA041199ナルト.jpg
無事に成長しており一安心です。
爆発的に増えるタイプの貝ではないようです。

Pinguiphaedusaの仲間。

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クビナガギセル Pinguiphaedusa kubinagaの幼貝。
愛知県豊橋市産。
野外では老成して殻表が藻類に覆われた個体が多いです。
あまり活発ではなく、いつも転がっている印象の貝です。

Mesophaedusaの仲間。

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ホウライジギセル Mesophaedusa ikenoiの幼貝。
愛知県新城市産。
この貝も、いつも転がっている印象の貝ですね。

最後はPhaedusaの仲間。

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ニシノシマギセル Phaedusa nishinoshimana の幼貝。
島根県隠岐諸島西ノ島産。
これは爆発的に増えるタイプです。

飼育個体の世話をしていて、いつのまにか幼貝が増えているのを見つけるとうれしいですね。
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コメント 3

矢野

こんなにたくさんのキセルガイ類を飼育されているとは、すばらしいですね。
飼育することによって見えてくるものがあれば、また、紹介してください。
by 矢野 (2015-10-10 17:40) 

Green slug

そうですね、殻が薄いまま口までできて、それから肥厚していくのとか、しっかりと殻を厚くしながら育っていくのとかありますね。
また紹介させて頂きます。
by Green slug (2015-10-13 20:16) 

矢野

種によって、殻の作り方が異なるのはおもしろいですね。
シリオレギセルなどは、先に口まで形成するグループのような気がします。
by 矢野 (2015-10-13 20:58) 

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