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石巻山 模式産地巡礼 [模式産地]

タブレットでゲームをやり過ぎたらしく、右手首が腱鞘炎になってしまいました。
手袋をはめるのも痛くて一苦労です。しばらくゲームは控えよう。

さて、静岡県のオモイガケナマイマイを幸運にも見つけることができました、そこで模式産地の個体も見てみたくなりました。
今日は石巻山まで行ってきました。

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石巻神社の鳥居。この参道が登山道の入り口を兼ねています。

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途中のコンクリート壁面にオオケマイマイが付着しています。
ここの個体は殻皮の鱗片が顕著ではないものが多いですね。

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登山道の途中から石灰岩の露頭が出てきました。
石巻の蛇穴です。看板によると奥行きが16mもあるそうです。

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最後は梯子で登ります。

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山頂のカレンフェルト。
見晴らしは非常に良いですが、南側は断崖絶壁なので正直怖いです。

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クビナガギセル Pinguiphaedusa kubinaga
殻口が顕著に突き出しています。種小名もKubinagaで和名と一緒。
石巻山を模式産地とする固有種です。

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複数個体が一緒にいますね。そして殻表が藻類で覆われた個体が多いです。

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オモイガケナマイマイの死殻を発見。
愛知県の保護対象ですから採集したらダメですよ。

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生きた幼貝がいました。
殻は薄く軟体が透けて見えますね。
そして非常に扁平で、光沢があります。

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静岡県の個体とも、かなり殻の形や質が違う印象を受けます。

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帰りがけに豊橋市石巻自然科学資料館に寄ってみます。
木々が生い茂る奥に建物が見えます。
前回は15年以上前に来たのですが、相変わらず人を寄せ付けない立地と概観です。

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あれ、看板が新しくなっている。

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中もリニューアルされて綺麗になっている。

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石巻山を含む、一帯の自然に関する情報がボードで掲示されています。
うろ覚えですが以前は色あせた標本類とかがガラス棚に陳列されていた気がします。
痛んだ標本を陳列するのは論外ですが、資料館なのに展示物が岩石類だけなのは寂しいですね。

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クビナガギセルかな?

イシマキシロマイマイを見つけられませんでした。季節的なことでしょうか。
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