中国の陸貝 貴州と広西チワン族自治区 前編 [中国の陸貝]
当ブログもおかげ様で1周年です。
これからも陸産貝類に関する話題を中心に発信していきたいと思います。
さて先週末から1週間ほど中国の貴州省から広西チワン族自治区にかけて旅行してきました。
日本から4時間半ほどのフライトで広州白雲国際空港に着陸しました。
中国の空は常に曇っている印象です。
空港施設は広く大きいです。
ここから国内線に乗り換え、貴州省の省都である貴陽へ向かいます。
空港内で中国上陸最初の食事、牛肉の麺です。プチトマト付きで58元。
日本円で1000円以上の値段ですが、正直いって美味しくない。
醤油味で麺は小麦、チンゲンサイと牛肉のトッピング。
醤油が強く、麺もパスタのような食感でマッチングしていません。
広州から1時間半のフライトで貴陽に到着です。
さすが省都です、高層ビルが多いです。
そしてイルミネーションが派手。
ちょうど春節の時期だったため、花火や爆竹の音が激しい。
ホテルに到着。
いよいよ明日から陸貝を探します。
どんな貝に出会えるか楽しみです。
明けて2日目の朝です。
早朝6:00におばちゃんが運転手のタクシーを確保、半日ちょっとで700元で交渉成立
と思っていましたが、最終的には800元を要求されました。
とりあえず朝食。
羊肉の麺がオススメだそうです。
辛くてもいいかと聞かれたので、OK、OKと返答。
しかし思っていた以上に辛かった。
だけど非常に美味しい、麺は米粉で柔らかくツルツルです。
私はこの中国で食べる米麺が大好きです。
トッピングの羊肉も美味しい。
スープも美味しいですが、辛くて飲み干せませんでした。
2時間ほどで最初の目的地の鍾乳洞に到着です。
ここ最近では主要都市を結ぶ高速道路網がどんどん開通しています。
初めて行った10年前は高速道路も開通されていないことが多く、延々と一般道を走ってました。
鍾乳洞内には文化財らしき建造物があります。
地元の人たちでしょうか、旧正月ということで御参り?でしょうか続々とやってきます。
Plectopylis sp.
石灰岩露頭周辺でこのほかにゴマガイ類、ケシガイ類などの微小貝を見つけました。
さて次の鍾乳洞へ移動です。
あれれ、ショボイ。
ここではゴマガイ類がいましたが、樹林が無く乾燥していて陸貝が少ない。
もう時間なので、貴陽に一旦戻り、高速バスで次の街へ向かいます。
貴陽より東にある中規模の街、「都匀」です。
ホテルにチェックインのあと夕食に出かけました。
屋台が集中している区画があり、見て回ります。
店先に並べられた食材を選んで調理してもらうようです。
さてと何の食材かな?
褐色でツヤがあります。
形はセミの幼虫に似てますね・・・
というかそのものでした。
となりは、カミキリムシの幼虫のような。
いわゆるテッポウムシですね。
大きくて4~5cmあります。
これも大きな甲虫の幼虫。
サゴヤシゾウムシの幼虫のようです。
これはバッタですね。
日本でもイナゴを食べますから馴染みありますね。
サイズはツチイナゴ、トノサマバッタくらい大きいです。
同行者の強い反対により普通のお店にします。
とりあえずビール。
基本、中国ではビールは冷やされてません。
まあ気温も低いのでぬるいビールで我慢します。
苦瓜と豚肉の炒め。
日本のゴーヤほど苦くありません。
木耳の炒め物。
歯ごたえが良く美味しい。
青唐辛子のホイコーロー。
これは辛かったですが、本場の中華料理は美味しいです。
翌朝も同じ店で朝食。
今朝は鳥肉麺。
これも米粉の麺です。
煮卵をトッピングしました美味しいです。
2時間ほどタクシーで移動。
石灰岩の岩山に囲まれた村に着きました。
のどかな田舎です。
道端でお馬さんがさばかれていました。
春節のお祝いでしょうか。
そうそう、陸貝も見つけてました。
Bradybaenidaeでしょうか、それともCamaenidae?
あとキセルガイの仲間、Phaedusa sp.、キセルガイモドキの死殻など少々。
先を急ぐ旅ですので、ここを早々に離れ、また都匀に戻ります。
野菜や果物の露天が並びます。
謎の野菜群。
バスターミナルの近くで昼食。
牛肉の麺、きしめんの様な平たい米粉麺です。
これもスープが麺に絡み美味しいです。
キップ売り場、すごい混雑。
春節ですから仕方ないですね。
年末のフィリピンはクリスマス休暇、中国は春節と何も混雑する時期に来なくても。
と思いましたが、賑わう街、ギュウギュウのバス、いい体験になりました。
垂れ耳のようなバスたち。
バスの到着が遅れてターミナルで3時間ほど待たされてやっと出発。
これから、省越えで広西チワン自治区に入ります。
車窓には石灰岩の奇妙な山並みが延々と続きます。
石灰岩地帯の規模が大きいの実感させられます。
後編は広西チワン自治区編です。
ほとんどグルメリポートになりつつありますが、このまま陸貝は採れずに終わるのでしょうか?
つづく。
これからも陸産貝類に関する話題を中心に発信していきたいと思います。
さて先週末から1週間ほど中国の貴州省から広西チワン族自治区にかけて旅行してきました。
日本から4時間半ほどのフライトで広州白雲国際空港に着陸しました。
中国の空は常に曇っている印象です。
空港施設は広く大きいです。
ここから国内線に乗り換え、貴州省の省都である貴陽へ向かいます。
空港内で中国上陸最初の食事、牛肉の麺です。プチトマト付きで58元。
日本円で1000円以上の値段ですが、正直いって美味しくない。
醤油味で麺は小麦、チンゲンサイと牛肉のトッピング。
醤油が強く、麺もパスタのような食感でマッチングしていません。
広州から1時間半のフライトで貴陽に到着です。
さすが省都です、高層ビルが多いです。
そしてイルミネーションが派手。
ちょうど春節の時期だったため、花火や爆竹の音が激しい。
ホテルに到着。
いよいよ明日から陸貝を探します。
どんな貝に出会えるか楽しみです。
明けて2日目の朝です。
早朝6:00におばちゃんが運転手のタクシーを確保、半日ちょっとで700元で交渉成立
と思っていましたが、最終的には800元を要求されました。
とりあえず朝食。
羊肉の麺がオススメだそうです。
辛くてもいいかと聞かれたので、OK、OKと返答。
しかし思っていた以上に辛かった。
だけど非常に美味しい、麺は米粉で柔らかくツルツルです。
私はこの中国で食べる米麺が大好きです。
トッピングの羊肉も美味しい。
スープも美味しいですが、辛くて飲み干せませんでした。
2時間ほどで最初の目的地の鍾乳洞に到着です。
ここ最近では主要都市を結ぶ高速道路網がどんどん開通しています。
初めて行った10年前は高速道路も開通されていないことが多く、延々と一般道を走ってました。
鍾乳洞内には文化財らしき建造物があります。
地元の人たちでしょうか、旧正月ということで御参り?でしょうか続々とやってきます。
Plectopylis sp.
石灰岩露頭周辺でこのほかにゴマガイ類、ケシガイ類などの微小貝を見つけました。
さて次の鍾乳洞へ移動です。
あれれ、ショボイ。
ここではゴマガイ類がいましたが、樹林が無く乾燥していて陸貝が少ない。
もう時間なので、貴陽に一旦戻り、高速バスで次の街へ向かいます。
貴陽より東にある中規模の街、「都匀」です。
ホテルにチェックインのあと夕食に出かけました。
屋台が集中している区画があり、見て回ります。
店先に並べられた食材を選んで調理してもらうようです。
さてと何の食材かな?
褐色でツヤがあります。
形はセミの幼虫に似てますね・・・
というかそのものでした。
となりは、カミキリムシの幼虫のような。
いわゆるテッポウムシですね。
大きくて4~5cmあります。
これも大きな甲虫の幼虫。
サゴヤシゾウムシの幼虫のようです。
これはバッタですね。
日本でもイナゴを食べますから馴染みありますね。
サイズはツチイナゴ、トノサマバッタくらい大きいです。
同行者の強い反対により普通のお店にします。
とりあえずビール。
基本、中国ではビールは冷やされてません。
まあ気温も低いのでぬるいビールで我慢します。
苦瓜と豚肉の炒め。
日本のゴーヤほど苦くありません。
木耳の炒め物。
歯ごたえが良く美味しい。
青唐辛子のホイコーロー。
これは辛かったですが、本場の中華料理は美味しいです。
翌朝も同じ店で朝食。
今朝は鳥肉麺。
これも米粉の麺です。
煮卵をトッピングしました美味しいです。
2時間ほどタクシーで移動。
石灰岩の岩山に囲まれた村に着きました。
のどかな田舎です。
道端でお馬さんがさばかれていました。
春節のお祝いでしょうか。
そうそう、陸貝も見つけてました。
Bradybaenidaeでしょうか、それともCamaenidae?
あとキセルガイの仲間、Phaedusa sp.、キセルガイモドキの死殻など少々。
先を急ぐ旅ですので、ここを早々に離れ、また都匀に戻ります。
野菜や果物の露天が並びます。
謎の野菜群。
バスターミナルの近くで昼食。
牛肉の麺、きしめんの様な平たい米粉麺です。
これもスープが麺に絡み美味しいです。
キップ売り場、すごい混雑。
春節ですから仕方ないですね。
年末のフィリピンはクリスマス休暇、中国は春節と何も混雑する時期に来なくても。
と思いましたが、賑わう街、ギュウギュウのバス、いい体験になりました。
垂れ耳のようなバスたち。
バスの到着が遅れてターミナルで3時間ほど待たされてやっと出発。
これから、省越えで広西チワン自治区に入ります。
車窓には石灰岩の奇妙な山並みが延々と続きます。
石灰岩地帯の規模が大きいの実感させられます。
後編は広西チワン自治区編です。
ほとんどグルメリポートになりつつありますが、このまま陸貝は採れずに終わるのでしょうか?
つづく。
2015-02-28 17:31
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