台湾 その３

台湾東部の花蓮に着きました。


結構大きな町です。


「日系雑貨いろいろ」分かりやすい店名。


食堂もあります。


おかずがたくさん。


野菜を選んで調理してもらいます。


そしてビール。
料理も紹介したかったのですが、撮り忘れてました。

翌日は観光地として有名な太魯閣（たろこ）です。
楽しい石灰岩地帯です。

当然、観光名所には行かずに藪の中へ。


コサカギセル Hemiphaedusa kosakai
殻色は通常型と白化型があります。


地表性で複数個体が集まっていることが多いです。


オオケマイマイの仲間Aegista impexa


タイワンオオベソマイマイ Aegista subchinensis


オオジョロウグモ、沖縄と同じですね。


鯉魚潭に移動してきました。
大きな池があってここも観光地のようです。


食堂のテーブルに野菜のようなものがあります。


オオタニワタリかリュウキュウトリノスシダの新芽でした。
山菜として普通に食べるんですね。


ヘンメンギセル Hemiphaedusa hemmeni
2005年に新種記載されました。


世界的な採集家で有名なヘンメン氏に献名されています。
ヘンメン氏は精力的に世界各地に訪れ採集を行っていました。
私もヘンメン氏が採集されたペルー産の標本を購入しています。
残念なことに数年前に旅行先のベトナムで病気により亡くなったと聞いています。
最後まで採集を行っていたとは敬服いたします。


アントンギセル Hemiphaeedusa antuensis


タイワンギセル Formosana formosensis
台湾のキセルガイは黒紫色というのでしょうか、独特の殻色をしていて似てますね。

場所を変えて山岳地帯に来ました。

タイワンレンズガイ Otesiopsis taiwanica


タイワンヤマトガイ Japonia formosana


シワクチマイマイ Moellendorffia hiraseana
大好きなMoellendorffiaです。
これを見つけたかった。

次は北部に戻ります。
つづく。

タグ：台湾 陸産貝類

コメント 2

ご当地の食材を食べて、飲んで、かたつむり採集して、羨ましい限りです。ヘンメ、アントンギセル生態かっこいいですね。
ヤマトガイ、ムシオイ、シワクチマイマイ所変わっても、引き込まれます。
仕事忙し過ぎて、何年も採集に行けないですが、写真観るだけで癒されます。
これからもどんどん、魅せてください。
by kuroiwa (2015-02-14 20:11) 

コメントをありがとうございます。
こちらも更新しがいがあります。
明日からら中国に行ってきます。
また報告しますね。

by Green slug (2015-02-18 21:41)