Heudeia setchuanensis? [中国の陸貝]
甘粛省で見つけたちょっと変わったヤマキサゴの仲間を紹介します。
中国の甘粛省はほとんどが山岳地帯です。
広西チワン自治区などの中国南部にくらべ石灰岩地は多くないのですが、標高1000~1500mあたりに小規模な石灰岩の露頭がありました。
ここではゴマガイ類など微小貝が多くみられました。
Heudeia setchuanensis?
死殻を1個のみで生貝は見つけられませんでした。
とてもヤマキサゴ類らしい殻形をしています。
下からです。死殻なのでちょっと風化してます。
成長脈はしっかり見えますね。
前からみたところ。
ソロバン玉のような形状もヤマキサゴ類には多くの特徴として定番ですね。
殻口をみると突起のようなものが見えます。
殻口のアップ。
クチミゾガイ類のような体壁板というのでしょうか、3本あります。
殻口内の下にも歯状の突起があります。
蓋の有無については確認できませんでした。
ロシアの貝類誌「Treasure of Russian Shells,Supplement 3,A review of the geera of the recent terrestrial pectinibranch molluscs」の「Part 1,Neritopsiformes,Hydrocenoidei,Helicinoidei」に載ってった「Heudeia setchuanensis」のスケッチ図に似ています。
分布もChinaとなっているから、もしかするとこれかな?
1属1種のようです。
中国の甘粛省はほとんどが山岳地帯です。
広西チワン自治区などの中国南部にくらべ石灰岩地は多くないのですが、標高1000~1500mあたりに小規模な石灰岩の露頭がありました。
ここではゴマガイ類など微小貝が多くみられました。
Heudeia setchuanensis?
死殻を1個のみで生貝は見つけられませんでした。
とてもヤマキサゴ類らしい殻形をしています。
下からです。死殻なのでちょっと風化してます。
成長脈はしっかり見えますね。
前からみたところ。
ソロバン玉のような形状もヤマキサゴ類には多くの特徴として定番ですね。
殻口をみると突起のようなものが見えます。
殻口のアップ。
クチミゾガイ類のような体壁板というのでしょうか、3本あります。
殻口内の下にも歯状の突起があります。
蓋の有無については確認できませんでした。
ロシアの貝類誌「Treasure of Russian Shells,Supplement 3,A review of the geera of the recent terrestrial pectinibranch molluscs」の「Part 1,Neritopsiformes,Hydrocenoidei,Helicinoidei」に載ってった「Heudeia setchuanensis」のスケッチ図に似ています。
分布もChinaとなっているから、もしかするとこれかな?
1属1種のようです。
2014-11-20 23:08
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