シメクチマイマイ 岡山大学

岡山大学の構内はシメクチマイマイの分布域ですが、1例だけアキラマイマイが記録されています。
アキラマイマイのほうが移入されたのでしょう。
しかし、1個体だけとは限りませんので解剖して白黒はっきりつけよう。


ということで岡山大学で採集したシメクチマイマイを解剖しました。


鞭状器の先端が急に細くなっています。
カギ状だけかと思っていましたが。このように細くなる場合もあるそうです。
というわけでアキラマイマイではなくシメクチマイマイでした。

タグ：生殖器 シメクチマイマイ

コメント 2

初めてコメントします。
解剖は馴れないと難しいですね。
大事な管を切ってしまったり、大切な部分に傷をつけたりで
よく失敗します。シメクチとアキラマイマイは外見で判断できないので解剖は絶対必要ですね。岡山大学構内にアキラマイマイがいるとは初耳です。おそらく移入でしょうね。。
by ramirez (2017-10-08 11:28) 

コメントをありがとうございます。
最新の記事でアキラマイマイと思われるのを採集しました。
解剖は臓器の形状を理解をしていないと難しいですね。
シメクチマイマイのサイズでも難しいのに微小貝の解剖する研究者は超人です。
by Green slug (2017-10-08 18:44)